家づくりは妄想が大事
こんにちは。
広島県・広島市で『未来へと続く家づくり』をコンセプトに戸建て住宅を中心とした注文住宅・マンションリノベーション等を行う設計事務所のTAo一級建築士事務所です。
・
・
・
ホームページを開設してからブログに一切手を触れていませんでしたので、ちょっと書いてみよう。と思います。
僕は家づくり、特にファーストプランを作成する際に気を付けていることがあります。
それはお客様からお伺いした「お家」に対しての想いや希望、
普段の生活習慣などのライフスタイル
これらを基にお客様の暮らしを「妄想」することです。
変態っぽいですね。(笑
でもこの「妄想」が家づくりにおいて最も大切なことだと思っています。
その人がお家でどんな会話をするのか、どんな日常生活を送るのかを「妄想」することで
お客様の口から出ていない要望(潜在的な希望や欲求)を「想像」することが出来ます。
「想像」することで間取りに落とし込むことが出来ます。
そうして出来た間取りを見ながら、また「妄想」します。
ここをこう通って、こっちに行って、これをして、
そしたら子供に呼ばれてこっちに行ってこれをして。。。などなど
間取りが出来たらひたすら「妄想」します。
「妄想」を続けていたら、こうしたほうが良いかも。と「想像」します。
この「妄想」と「想像」を繰り返し繰り返し行う事で、
お客様にとっての一番良い間取りを「創造」することが出来ます。
これが僕が設計の仕事の中で最も大切にしていることです。
つまり
「妄想」=「想像」=「創造」
これが家づくりの極意だと。
勝手に思って設計しています。(笑