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「家づくり」とは「今」から「未来」へのスタートライン

　「家づくり」は家庭環境の変化を機会に考え始める方がほとんどですが、「家」とはこれから自分たちが老後も含めずっと住み続け、場合によってはお子様が受け継ぐものです。
　そこにずっと残り続ける「建物」であるのですから、子供たちが巣立った後、自分たちの老後、そしてその後に住む誰か。その時々のライフスタイルの変化に合わせて住まい方を変えていけることが長く住み続ける上でも、「建物」としての資産価値を保つ上でも大切だと考えます。
　その為には「家」の中にある程度の「余白」と変化に耐え得る「柔軟性」が必要となります。この「余白」とはともすれば「無駄」とも言える空間です。

　それでも私はこの「無駄」=「余白」が生活を豊かにする為に最も大事なものだと思っています。